久しぶりにXMにログインして取引しようとしたら、「IDが拒否されてログイン出来ない!」
こんな経験をした人もいると思いますが、悩みますよね。
何故、口座凍結してしまったのか。
色々考えて、「規約違反した覚えはない」「それほど大きなLotを取引した記憶もない」様々な原因を考えてもわからないことが多いです。
今回、口座を凍結される原因と、凍結された場合に何が起こるのか。
そして、対応はどうしたら良いのか解説していきます。
XMの口座凍結とは?
XMTRADINGのホームページで、自分のホームにログインをしようと、2年間ほど放置していたIDとパスワードでログインをしてみました。

上記画像の様に、エラーが表示されてしまい、ログインできなくなり、先に進めなくなっていました。
完全に凍結というかIDが消滅されてしまったようです。
これがxmの口座凍結です。
当然ですが、入金も出来ませんのでトレードも出来ません。
MT4にログインしようと、IDとパスワードを入れてもログインが出来ないです。

何故このような状態になるのかは、事項で詳しく書いて行きます。
XMで口座凍結する原因

口座が凍結されてしまう原因は複数ありますので、詳しく解説をしていきます。
XMでトレードを半年間しないで放置をしていた
口座凍結事例で一番多いのが、180日間全くトレードをしない状態で放置をしていたために、口座の凍結になる人が多いと思います。
XMでは、90日間(3カ月間)取引を停止し放置状態で、まず、休眠口座になります。
休眠口座の状態になりますと、口座管理手数料が毎月5ドルかかりますので、口座残高が有る場合はそこから毎月引かれます。
口座に残金が無い場合は引かれません、そして休眠口座の解除は入金をしますと通常口座に戻ります。
口座に証拠金がまだあり、トレード可能な状態であれば小ロット取引をしますと解除されます。
しかし、休眠口座になった状態で口座残高が0円になり、更に90日間の放置で口座は凍結されます。

利用規約違反行為のトレードをした
XMTRADINGは、同一口座内での両建ては認めておりますので問題なく使えますが、異業者間での両建ては使えません。
A) 異業者間での両建て(スワップサヤ取り)
通貨ペア | XM社 | A社 | 差額 |
---|---|---|---|
米ドル/メキシコペソ 売 | 114円 | 40円 | 34円 |
米ドル/メキシコペソ 買 | -280円 | -80円 | – |
※1万通貨をXMTRADINGでショートし、A社でロングした場合、毎日34円の収益
上記表はXMと別のFX業者との間で、同一通貨をXMでロングポジションを保有し、A社でショートポジションを保有します。
レート変動は2社間の両建てで抑えつつ長期にわたり、この状態を続け差額のスワップポイントを毎日積み上げていく方法です。
XMと別業者の間で両建て取引をする事は、利用規約違反になりますので絶対にしてはいけません。
MT4(MT5)を使用しているユーザー情報は、FX業者間で有る程度の共有がなされているように思います。
不自然な取引方法をしているユーザーは、マークされており調査の対象になります。
B) XMの別口座間両建て
XMでは8口座まで追加口座を作れますが、別口座との両建てを禁止しております。
重要指標発表時前に、口座残高を3万円にし、別口座の証拠金も3万円にして、フルレバレッジでロングとショートの両建てをします。
指標発表後に結果として片側は大きく儲かり、反対側のポジションはロスカットされます。
損失は3万円に限定されて、大きく儲けることが出来る可能性があります。
例)指標発表前1ドル=100円、レバレッジ=888倍
口座資金 | A口座3万円 | B口座3万円 | – |
---|---|---|---|
ポジション数 | 30万通貨(3Lot)ロング | 30万通貨(3Lot)ショート | – |
証拠金維持率 | 48.51% | 48.51% | – |
指標発表後102円 200pips上昇した場合 |
60万円 トレード益 |
-3万円の損失 強制ロスカット |
– |
60万円―3万円
57万円の利益
※実際のトレードではここまでレバレッジを効かせると、発表前の微妙な変動で両方ロスカットされます。
異業者両建てとゼロカットシステムを悪用
重要な指標発表時にB)の取引方法を別業者で行うやり方です。
それプラス、月曜の窓開けトレードです。
土曜日ないしは日曜日に、重大発表があり、月曜日は大きな窓開けで市場が開くことを想定してXMと他の業者間で両建てをして月曜日を待ちます。
FX業者が営業を開始していない月曜早朝の時間帯に、大暴騰あるいは大暴落がおきますと、サーバーは機能していませんので、マーケット開始時にレートが値飛びして、大きな窓が開きます。
サーバーが機能していない状態での大幅な値幅の変動ですので、ロスカットも予約注文も機能せず、変動した方向によりロングポジションかショートポジションのどちらかは、大きく含み益が上がり、片方はとめどもなく含み損が膨らんでいます。
サーバーが正常に機能を始めたときに、含み益を得た方の口座はその状態が表示され、反対側のポジションでエントリーした一方の口座は、大きなマイナス残高が表示されていることになります。
何れにしましても、口座残高のマイナスは国内業者で有れば、「追証」の発生でユーザーの借金になりますが、XMではゼロカットシステムにより、マイナスの口座残高は数時間で0円に戻ります。
要するにユーザーの口座残高を超えた損失を、全てXMが負担をしてくれます。
ゼロカットシステムを採用している他のFX業者と両建てをしますと、2万円~3万円でフルレバレッジにてポジションを持ちますと、ユーザーの損失は2万円~3万円で利益は大きく得られる可能性が有るトレード方法です。
この方法も、XMにとっては負担が大きいため、かなり目を光らせています。
業者間アービトラージ(裁定取引)
業者間アービトラージは、業者間スワップサヤ取りよりも嫌われている、取引方法です。
FX業者間に頻繁に発生する、数秒~数分の間で修正されるレート配信の遅配やノイズによるズレを、差額を掠め取るやり方です。

上記画像をご覧ください、1分足のラインチャートです、左の他社チャートにノイズが発生し不自然な高値になりました、片やXMでは正常配信となっています。
ノイズは数秒から数分の内に正常レートに戻りますので、そのイレギュラーな変動を衝いて、ショートとロングでエントリーします。
直ぐに修正されますので、そこで決済をします。
収益に出来るのはわずか数pipsですが、Lot数を大きくエントリーしますので金額は結構稼げます。
そして、ここが肝心なのですが、この現象は全ての通貨ペアで発生しますし、発生する回数はどの通貨ペアでも非常に多いです。
トレーダーも監視が大変ですので、自動プログラムを作ってステムに監視、エントリー、決済のすべてをやらせています。
FXブローカーもこの取引方法をやられますと、会社の存亡にかかわるほどダメージが大きくなりますので、各社が一番神経を使って、監視をしている取引方法です。
ボーナスの悪用
口座開設ボーナスを、本人、家族、友人などを使い複数回受け取る方法も口座凍結の対象になります。
入金ボーナスの不正取得も同じく対象です。
そして、これはXMではないのですが、実際にあった事例です。
G社のボーナスキャンペーンは下記のような内容でした。
G社の仕組みはトレードで得た利益は口座資金に加わり残高が増え、トレードの失敗は口座残高から減っていきます。
口座残高がマイナスになってもクレジット(ボーナス)残高が有る限りはトレードが可能でロスカットはされません。
あるトレーダーはこれを悪用し、ボーナスを含めた総額の移動を両建てで、他のFX業者の口座へ移動させました。※詳細は悪質なためこれ以上の記述は控えます。
この様なことをすると、永久追放処置になりますのでご注意ください。
口座凍結になった場合はどうなる?
口座が凍結されますと、XMにある自身の「ホーム」にログインが出来なくなりますので、基本何も出来なくなります。
口座への入金も出来ませんので、勿論、トレードも出来ません。
そして、XMP、ステータス、受け取ったボーナスも全て消滅してしまいます。
口座凍結を解除したいときは
XMTRADINGのカスタマーサポートにメールで問い合わせをしました。
そして、折り返し返ってきた回答は「凍結された口座を解除する方法はシステム的に出来ない仕組みに作られている」とのことでした。
そして、新たにリアル口座を作る様にとの回答を受けました。
凍結された口座IDは、2011年「Trading Point」と名乗っていた時代(9年前)に作ったIDですので、愛着も有りました。
粘って何回か尋ねたのですが、ここは粘っても無駄な時間でした。
何故、IDに拘ったかと言いますと、3年ほど前にXMはサーバー移転によるキャンペーン5,000円~3万円のボーナスをアットランダムに配る、大判振る舞いを行いました。
その際に友人は当時口座開設3年目で1万円、私は6年目で3万円を受け取りました。
ネットの情報によりますと、古い口座IDから優先的に高い金額のプレゼントをしたそうです。
その様なわけで、古いIDに拘ったのですが、無駄な努力でした。
XMTRADINGは1ユーザーが8口座までは作れますので、追加口座を作るしか無いです。
追加口座の開設手続きは非常に簡単に出来ますので、無駄な時間をなくすためにも追加口座を速やかに作りましょう。
なお、違反行為で口座が凍結された人は、永久追放の可能性が高いので作ることは出来ないと思います。
口座凍結Q&A
XMはスキャルピングを許可していますので、口座凍結になることは無いです。
XMはNDD業者ですので、稼ぐユーザー=手数料が沢山取れるユーザーですので凍結などされません
休眠口座は入金をするか、口座残高が有れば取引をすれば直ぐに解除されますが、凍結された口座の復活は無いです。
90日間取引を停止した状態でいますと休眠口座になり、毎月口座維持手数料5ドル(500円)がかかり、口座残高から引かれます。
休眠口座の残高が0円になった後、90日後に口座は凍結されます。
口座が凍結されたIDの復活は出来ませんが、新たに口座(追加口座)を作れますので、そちらでの対応になります。
※DD業者(国内FX業者)相対取引となりユーザー対FX業者の構図になり易く、ストップ狩りに注意。
まとめ
XMTRADINGで口座が凍結される、要因や影響、そして対応方法などを解説してきました。
口座を凍結される要因として一番多いのは口座の放置でした。
そして、普通のユーザーには関係ありませんが、利用規約を守らずに悪質な手口でトレードを行い、口座の凍結を招いたユーザーも少ないようですがいたようです。
別口座との両建てなど知らずにやってしまう危険も有りますので、十分に注意を致しましょう。