- バイナリーオプションの国内業者とは
- 国内業者のメリット・デメリット
- 国内業者を使う際の注意点
- おすすめの国内業者
「バイナリーオプションを始めたいけどちゃんとした会社なのか不安・・・」
「海外業者が多いけど安心してお金を預けられない・・・」
という方も多いでしょう。
現状、バイナリーオプションは国内業者よりも海外業者を利用している人が圧倒的に多いです。ですが、国内業者も海外業者よりも優れている点がいくつもあります。
特に安全面では国内業者の方が圧倒的に上です。
ですので、気軽に安心してバイナリーオプションを始めたい方はこの記事を参考にしてみてください。
では、さっそく内容に入っていきます。
バイナリーオプションの国内業者とは

あまり聞いたことがないかもしれませんが、実は国内業者もたくさんあるんです。
バイナリーオプションの国内業者とは、サービスを提供する拠点が国内にある会社のことを言います。
みなさんが知っている、
- Yahoo
- GMOクリック証券
などもバイナリーオプションを運営しています。
さらに、2020年9月からあの「楽天」もバイナリーオプション業界に参入することになり、注目を浴びるようになりました。
国内業者の特徴は非常に規制が厳しい点です。
バイナリーオプションは短時間での二者択一方式なので、非常にギャンブル性が強いことで知られています。
法律でも賭博は禁止されていますよね。バイナリーオプションは賭博ではなく投資ですが、ギャンブル性が強い点から、2013年から規制が厳しくなりました。
その規制の影響から、メリットだけではなくデメリットも増えてしまっているのが現状です。そのデメリットが大きすぎて国内の業者を避ける人も少なくないようです。
国内業者のメリット
では、国内業者のメリットについて解説していきます。
- リスクを最小限に抑えることができる
- 金融庁に認可されているので安心
- 税金面でも少し有利
この3つです。それぞれ見ていきましょう。
リスクを最小限に抑えることができる
国内業者は、海外業者と比較すると取引のルールが全く異なりリスクを最小限に抑えることができます。
海外はシンプルですが、国内は少し複雑です。
ペイアウトが変動するので、1回1回の取引の利益や損失が変わってくるのです。
海外は勝ったら、利益が〇〇円・負けたら0円と初めからわかっているのですが、国内の場合は、それすらも分かりません。
予想した方向に大きく動けば、その分利益が増えますし、逆に、予想した方向に動いてもギリギリの戦いをしていたら利益もそこまでもらえないということです。
簡単にいうと、
海外業者はハイリスクハイリターン
国内業者はローリスクローリターン
ということです。
自分でリスクを管理することもできますので、リスクを最小限に抑えて取引することも可能ということです。これが国内業者の大きなメリットです。

金融庁に認可されているので安心
そして、もう一つの大きなメリットが”安全面”。
海外業者の場合、金融庁に認可せずに会社を運営しています。つまり、仮に出金されなくても訴えることもできません。そこは自己責任になります。
それに対して、国内業者は、全ての業者が金融庁に認可されているので、出金されないということもありませんし、仮に、出金されなかった場合は、訴えることもできます。
ですので、自分のお金はしっかり守られています。
これが、国内業者の規制が厳しくなったことでのメリットですね。
税金面でも少し有利
最後に税金面でのメリット。少し、難しい話にはなりますが、同じバイナリーオプションでも、国内業者を使うのか・海外業者を使うかで、税金の種類が変わってくるのです。
海外業者の場合は、雑所得として扱われて、総合課税になります。
所得額 | 税率 |
1,000円~1,949,000円 | 5% |
1,950,000円~3,299,000円 | 10% |
3,300,000円~6,949,000円 | 20% |
6,950,000円~8,999,000円 | 23% |
9,000,000円~17,999,000円 | 33% |
18,000,000円~39,999,000円 | 40% |
40,000,000円以上 | 45% |
累進課税なので、稼げば稼ぐほど税率が上がっていきます。最大で45%まで税率が上がってしまいます。正直、高すぎます。
一方、国内業者の場合は、申告分離課税になります。
こちらは、税率が一律で20.315%になっています。いくら稼いでも税率は変わりません。
所得税 | 15% |
復興特別所得税 | 0.315% |
住民税 | 5% |
合計 | 20.315% |
つまり、年間での利益が大きい人にとっては、国内の申告分離課税の方が、税率が安くなるという大きなメリットがあるのです。
国内業者のデメリット
一方、国内業者のデメリットはどんなものがあるのか。規制が厳しくなったこともあり、多くの人が避けるようになったデメリットとはどんなものがあるのか見ていきましょう。
- 大きな利益を出すことは難しい
- 取引の難易度が高い
- 取引回数に制限がある
この3つです。それぞれ解説していきます。
大きな利益を出すことは難しい
国内業者は大きな利益を出すことは難しい、これは最大のデメリットでしょう。
バイナリーオプションの最大の魅力といえば、短時間で大きなお金を稼ぐことができる点。
国内業者では様々な制約があるので、短時間で大きな利益を出すことは難しいです。
まとまった利益を追求するのは諦めましょう。ただ、コツコツ稼いでいけば、年間単位で大きな利益を出すことは可能です。
海外業者の場合、たしかに、負けた時は0になってしまうので、リスクが高いですが、その分、勝った時の利益も大きくなります。
取引の難易度が高い
そして、海外業者に比べて取引の難易度も高いです。
なぜならやることが海外業者よりも多いからです。
簡単にいうと、海外業者の場合は、判定時刻に、現在のレートよりも上がっているか・下がっているかを予想するだけですよね。
一方、国内業者の場合は、上がっているか・下がっているかに加えて、値幅が取れるかということも考えなければなりません。
どっち方向に動くかだけでも非常に難しいのに、値幅も取るとなると、さらに難しくなります。特に、初心者の方は難しいでしょう。
取引回数に制限がある
最後に取引回数に制限があること。
これも地味に嫌な規制ですよね。
具体的にいうと、短時間での取引は1日最大12回しか取引することができないということです。
副業でやっている方の中には、休みの日にガッツリ取引したいと思っても、制限があるので13回以上は取引ができないのです。
バイナリーオプションは毎日、同じくらいのチャンスが来るわけではなく、チャンスが多いもあれば、チャンスが全くない日もあります。
チャンスが多い日にも、制限がかけられているのはデメリットかなと思ってしまいますよね。
国内業者を使う際の注意点
国内業者のメリット・デメリットはそれぞれ理解できましたか?
では、次に国内業者を使う際の注意点について解説していきます。
主な注意点は以下の2つ。
- 欲を出しすぎない
- デモ取引で必ず練習する
この2つです。それぞれ見ていきましょう。
欲を出しすぎない
まず1つ目の注意点は欲を出しすぎないこと。
国内業者を使うのであれば、欲を捨てましょう。メリット・デメリットでも言いましたが、国内業者は海外業者と比べても稼ぎづらさは正直あります。
プラスして感情的になると余計に泥沼にはまる可能性もあるのです。
ただ、国内業者の最大のメリットは、リスクを最小限に抑えることができることですよね。
デモ取引で必ず練習する
そして、2つ目はデモ取引で必ず練習すること。
これは、国内業者に限らず海外業者でも言えることですが、自分のお金で運用する前に、まずはデモ取引で練習することが大切です。
ただ、練習といってもウォーミングアップ程度です。
配置を覚える・機能を確認する・手法を試してみるなどには有効ですが、長い時間デモで取引を続けたとしても一定以上になると効果がありません。
ただただデモで緊張感のない取引を続けないように気を付けてください。
デモ取引は全ての業者でできるわけではありません。できる業者とできない業者があるので、しっかり確認するようにしましょう。

おすすめの国内業者
ここまで、国内業者について解説してきましたが、最後におすすめの国内業者を紹介していきます。
結論から言うと、「有名な会社が運営する業者」ということですね。理由としては、やはり安全面です。国内業者は全体的に安全面がしっかりしているのがメリットとして挙げましたが、その中でも、やはり有名な会社の方が安心できますよね。
- オプトレ(Yahoo)
- らくオプ(楽天)
この2つですね。Yahooも楽天も知らない人がいないくらい有名な会社です。ですので、出金されないなどの問題は起きないでしょう。
特に、「楽天」はまだ新しいので詳しいことは分かりませんが注目ですね。
らくオプの場合は、楽天ポイントをバイナリーオプションで使えるので、気軽に始めることができます。
気になる方は「オプトレ」または「らくオプ」の口座を開設することをオススメします。
【オプトレの口座開設はこちら】
【らくオプの口座開設はこちら】
まとめ
今回は、バイナリーオプションの国内業者について解説してきました。国内業者にするか、海外業者にするかは非常に悩むポイントですよね。
それぞれのメリット・デメリットがあるので、それぞれの取引スタイルに合わせて慎重に選ぶようにしましょう。
今回の内容を簡単にまとめます。
国内業者は、金融庁に認可されている業者なので安全に取引できる。また、リスクを最小限に抑えることができるのが大きなメリット。
逆に、取引の難易度が高く、大きな利益を出すことは難しいというデメリットもある。短期間で利益を出そうとせずに長期間での利益を目標にしましょう。
どこの業者にするか迷ったら、有名な企業を選ぶのがおすすめ。迷ったら、「オプトレ」または、「らくオプ」を選んでおけば間違いなし!
国内業者で取引する前に必ずデモ取引で練習するようにしましょう。
このような内容でした。
2013年に、国内でバイナリーオプションの規制が厳しくなったせいで、国内業者よりも海外業者の方が人気になりましたが、リスクを最小限に抑えてコツコツ稼いでいきたい人には、国内業者を強くオススメします。
自分に目標に合わせて業者を選ぶようにしましょう。