バイナリーオプションで取引する際に必須になる「インジケーター」。
ただ、インジケーターといっても、いろんな種類があるし、どうやって使った方が良いのかがわからない方も多いと思います。
そこで今回は、数あるインジケーターの中から、バイナリーオプションでおすすめのインジケーターを紹介していきます。
・おすすめのインジケーター3選
・インジケーターを使った具体的な手法
・インジケーターを使う際の注意点
このような内容で進めていきます。
インジケーターの正しい使い方を理解していない方が非常に多いです。稼ぐためには正しい知識は必須ですので、これを機に勉強してみましょう。
バイナリーオプションにおけるインジケーターとは?

まず、バイナリーオプションにおけるインジケーターとは何かについて説明していきます。
簡単にいうとインジケーターとは、
「今の相場の状況を把握して、未来の相場の動きを分析する指標となるもの」です。
チャートを見てレンジ相場・トレンド相場は初心者でも見分けられます。
でも今の状態からいつ上がるのか・下がるのか・現状維持が続くのかを分析・予想できないという初心者はたくさんいるのが現状です。
そこで便利なのがインジケーターなのです。
・今は強い上昇トレンドだから逆張りは危険・・・。
というのが、一目でわかるようになるのです。
特に、初心者の方にはインジケーターを使っていただきたいです。
おすすめのインジケーター3選
では、バイナリーオプションにおいて、おすすめのインジケーターを3つ紹介していきます。
今回紹介する3つのインジケーターは以下です。
・ストキャスティクス
・ボリンジャーバンド
それぞれどんなインジケーターか簡単に紹介します。
RSI

まずはRSI。
RSIはバイナリーオプションで一番人気のインジケーターと言っても過言ではありません。
5割以上の方は使用しているのではないでしょうか。それくらい人気です。
RSIはオシレーター系のインジケーターで相場の「売られすぎ」「買われすぎ」を表しています。
相場が「買われすぎ」にある時は、そろそろ売りたい心理が働くからLowエントリーをする。
一般的にRSIは30以下になったら「売られすぎ」、70以上になったら「買われすぎ」と判断します。
RSIが人気な理由としては、
・エントリーポイントがわかりやすい
などが挙げられます。
ストキャスティクス

次に、ストキャスティクスです。
ストキャスティクスはRSIほどではないですが、バイナリーオプションで人気のインジケーターです。
ストキャスティクスは、「メイン線」と「シグナル線」の2種類から作られています。
メイン線だけを使用する人もいれば、メイン線とシグナル線どちらも使う人もいます。
ストキャスティクスもオシレーター系のインジケーターですが、売られすぎ、買われすぎの水準はRSIと異なります。
一般的には、ストキャスティクスが20以下になったら「売られすぎ」、80以上になったら「買われすぎ」と判断します。
ストキャスティクスは、RSIと違い、使い方がいくつかあることが特徴です。
人それぞれで使い方が異なるので自分オリジナルの手法を見つけることが大切です。
ボリンジャーバンド

最後にボリンジャーバンドです。
ボリンジャーバンドは、他の2つのインジケーターとは違い、トレンド系のインジケーターです。
トレンド系のインジケーターとは、その名の通り、トレンドの方向性、トレンドの強さを表します。
ボリンジャーバンドは、標準偏差を用いて、バンドに収まる確率を算出し、相場の動きを予想するインジケーターです。
移動平均線を軸に上下にバンドが形成されます。
±2σに収まる確率:95.44%
±3σに収まる確率:99.73%
という統計学が出ています。
これだけ聞くと、
「±3σでの逆張りの勝率が99%?」
と思ってしまうかもしれませんが、これは大きな間違いです。
それだけは覚えておいてください。
ボリンジャーバンドを使った具体的な手法については下記で解説していきます。
インジケーターを使った具体的な手法

では、先ほど紹介した3つのインジケーターを使った具体的な手法を紹介していきます。
今回はあくまで1例ですので、それ以外の手法もたくさんあります。
1つの例として参考にしてください。
RSIを使った手法
まずはRSIを使った具体的な手法について。
RSIについては先ほど、簡単に紹介しましたが、シンプルな逆張り手法です。
期間:14
適用価格:Close
レベル表示:30、70
この設定のRSIを使って、手法を作ります。
1本前のRSI(14)が30以上+現在足のRSI(14)が30以下 → Highエントリー
という手法です。
簡単に説明すると、それまではRSIの条件を満たしていない状況で、現在足でRSIの条件を満たした時だけエントリーするという手法です。
1本前の条件を加える人は割と少なめですが、この条件を加えることで、シンプルに使うよりも、勝率が上がるのはもちろん、連敗確率が下がるのです。
これだけで十分稼いでいける手法ですので、RSIを使ってみたい方はぜひこの条件で取引してみてください。
ストキャスティクスを使った手法
では、次にストキャスティクスを使った手法について。
今回は、ストキャスティクスの「メイン」と「シグナル」の2本を使っていきます。
%K:5
%D:3
S%D:3
レベル表示:20、80
この設定で手法を作っていきます。
メイン・シグナルが20以下で、ゴールデンクロスをした → Highエントリー
という手法です。
ゴールデンクロスとデッドクロスについてわからない方向けに簡単に説明しておきます。
・デッドクロスとは、メインがシグナルを上から下に抜けること
という意味です。
ストキャスティクスが売られすぎ、買われすぎ水準にいるときに、ゴールデンクロス、デッドクロスが起きるということは相場の転換点ということを表しているのでそこで、逆張りをするということです。
ボリンジャーバンドを使った手法
最後にボリンジャーバンドを使った手法について。
ここまでは逆張り手法を紹介してきたので、ボリンジャーバンドに関しては、順張り手法を紹介します。
期間:20
偏差:±2σ
移動表示:0
適用価格:Close
この設定で手法を作っていきます。
・終値が-2σにタッチしている間はLowエントリーし続ける
という手法です。
いわゆる「バンドウォークを使った手法」です。バイナリーオプションでは中級レベル以上のトレーダーからの人気が高い手法ですよね。
トレンドに沿ったエントリーということです。
◆上昇トレンドの時は、Highエントリーをし続ける。
◆下降トレンドの時は、Lowエントリーをし続ける。
トレンドが発生すると、一度に連続でエントリーできるので、忙しい方におすすめの手法になります。ただ、騙しには要注意です。
インジケーターを使う際の注意点
では、最後にインジケーターを使う際の注意点について解説していきます。
主な注意点は以下の3つ。
・インジケーターに頼りすぎない
・インジケーターの長所と短所を理解する
この3つです。それぞれ見ていきましょう。
計算式を理解する
まずは計算式を理解すること。
ほとんどの人がインジケーターの使い方だけばかり気にしてしまい、計算式を理解していないです。
たしかに、計算式をそのままトレードに使うことはないですが、計算式を理解することで、そのインジケーターの長所や短所が見えてきます。
計算式が複雑なインジケーターもたくさんありますが、自分が使うインジケーターの計算式くらいは覚えておきましょう。
インジケーターに頼りすぎない
次に、インジケーターに頼りすぎないこと。
バイナリーオプションで取引する際に、インジケーターは非常に便利です。
ですが、インジケーターに頼りすぎることはよくありません。
インジケーターには、優位性もあれば劣位性もあるので、インジケーターに頼りすぎてしまうと、後々痛い目に遭うことになるでしょう。
インジケーターだけに頼りすぎず、ローソク足の分析もしていきましょう。
インジケーターの長所と短所を理解する
最後にインジケーターの長所と短所を理解すること。
先ほども軽く説明しましたが、相場によって、そのインジケーターが通用するか、通用しないかがあります。
例えば、トレンドに強いインジケーターもあれば、レンジに強いインジケーターもあるので、使い方を間違えないように気をつけましょう。
自分が使うインジケーターは、
・どんな相場に強いのか
・どの時間帯に強いのか
など、長所と短所を理解するように勉強していきましょう。
まとめ
今回は、バイナリーオプションにおけるインジケーターについて解説しました。
少し、長くなってしまったので、今回の内容を簡単にまとめます。
・バイナリーオプションでおすすめのインジケーターは「RSI」「ストキャスティクス」「ボリンジャーバンド」の3つ。自分オリジナルの手法を作ろう!
・インジケーターを使う際は、計算式や長所、短所を理解しよう。インジケーターは便利だが、頼りすぎには要注意!
このような内容でした。
特にバイナリーオプションを始めたばかりの方で右も左も分からない方は、インジケーターを使うことで、最低限の勝率は保証されます。
自分が好きなインジケーターを見つけて、そのインジケーターなら誰にも負けないくらい分析しましょう。そうすれば、間違いなく稼げるようになりますよ。